placenta

プラセンタ療法 及び 点滴療法

全身の若返り
抗酸化力強化
美肌効果

プラセンタ療法

プラセンタとは

プラセンタとは、母親の体内で胎児を守り、育てる役割を担う「胎盤」のことです。 プラセンタは、たった一つの受精卵から40〜60兆個もの細胞を持つ約3kgの赤ちゃんに育てるための栄養素の供給をするだけではなく、 細胞の増殖・再生をコントロールする「細胞増殖因子」を生み出しているのです。

このプラセンタから抽出したエキスは、楊貴妃やクレオパトラも愛飲していたと言われるほど、古くからその「美肌」効果が知られていたようです。 また、「滋養強壮」目的としても漢方薬の「紫荷車」として服用されていました。

古来医薬品として使用されてきたにもかかわらず、プラセンタの詳しい成分や働きについては解っていませんでしたが、 近年、遺伝子工学の発達によって次第に明らかになり、疲労回復や抗アレルギー作用、ホルモンバランス調整作用、 抗老化作用など多様な効果が明らかになってきました。

プラセンタに含まれる成分

プラセンタにはヒト一人を作り上げる役割を担っているので、生きていくために必要なほぼ全ての栄養素が含まれています。 アミノ酸、ビタミン、核酸、活性ペプチド、脂質・脂肪酸、ムコ多糖体、ミネラル、酵素など豊富な成分を含有しているのがわかっています。

注射製剤の登場

注射製剤ができる以前は、乾燥させたプラセンタエキスを内服したり皮下に埋め込んだり(埋没法)するしかありませんでした。 しかし、日本でも注射製剤が厚生労働省に認可された医薬品として、半世紀前から「ラエンネック」と「メルスモン」の何れもヒト由来のプラセンタ製剤が使用されています。

プラセンタ注射の保険適応

プラセンタ注射は肝機能障害や更年期障害(慢性肝炎・肝硬変症・更年期障害・乳汁分泌不全など)の治療薬として保険が適応になります。
それ以外の方は自由診療になりますので、下記の料金をご覧ください。

【予約から施術までの流れ】

  1. 担当医(大塚由美)の外来担当日に内科外来を受診してください。
  2. プラセンタ療法についての考えうるリスクや効果等についてのご説明を致します。
  3. 了承された場合には同意書にサインをしていただきます。
  4. その方の体調に応じてプラセンタ注射の量を相談の上で決定します。2アンプル~4アンプルを打つ方がほとんどで、中には一度に8アンプル打つ方もいます。
  5. 処置室で上肢または臀部(ヒップ)に、基本的には皮下注射を行います。
  6. しばらく注射部位を圧迫止血してからお帰りいただきます。
  7. 2回目以降は体調に応じてご自分のタイミングでご来院ください。
  8. *「更年期症候群」「乳汁分泌不全」及び「慢性肝機能障害」に相当する方以外は自費となります。

料金

当院では、安全性確保のため皮下注射のみ施行しています。
(プラセンタの静脈注射や点滴は日本胎盤臨床医学会でも禁止されています)

初診料

¥1,000(税別)

プラセンタ
1アンプル

¥1,000(税別)

プラセンタ 2アンプル以上も上記金額の倍数です。

高濃度ビタミンC点滴療法

一度の点滴でおよそ50グラム以上のビタミンCを投与する療法を超高濃度ビタミンC点滴療法といいます。
口からサプリメントとしてどんなに多量のビタミンCを摂取しても、一定以上の血中濃度を得ることができません。高濃度(25g程度)のビタミンC(アスコルビン酸)を 静脈から直接体内に注入することで、抗ウィルス作用や癌の予防効果、全身の若返り効果、更に超高濃度(目安として50g以上)のビタミンC投与では 抗癌作用も認められています。尚、当院では体に対する負担の少ない防腐剤無添加のビタミンC(アスコルビン酸)製剤を使用しています。

超高濃度ビタミンC点滴療法公式サイト

【予約から施術までの流れ】

  1. 電話で初診の予約を取っていただきます。
  2. 来院後に問診表に病歴や服用中の薬剤名、既往歴、現病歴、現在がんの治療中の場合にはその内容や経過等を記載していただきます。
  3. カウンセリングルームで医師の問診や高濃度ビタミンC点滴についての説明を受けていただき、起こりうる副作用や治療費、治療期間などについて了承されたら同意書に署名をお願いしています。
  4. 点滴療法室に移動していただき、血圧等のバイタルサインを測定した後に1回目のビタミンC(通常は10~15g)点滴を、またその際に採血を行い、G6PD活性や一般生化学等の検査を行います。
  5. 3~4日で結果が届きますが、G6PD異常症が認められなければ25g以上のビタミンC点滴が可能となりますので、2回目以降は25g、更に50gと量を増やしていきます。
  6. 50gの点滴終了直後に反対の腕から採血を行い、血中ビタミンC濃度を測定します。その結果が一定以上の濃度であれば維持量とします。一定濃度に達していない場合には更にビタミンCの量を増やします。
  7. ビタミンC増量後、血中ビタミンC濃度を測定して一定以上あればその量で数か月間維持とします。現在がんを患っている方の場合には、50g~75gが維持量となることがほとんどです。
    *体調改善や美容目的でビタミンC点滴療法を受けられる方は、基本的に25gをお勧めしています。その場合にはビタミンC血中濃度の測定は必要ありません。
  8. 50g以上の「超高濃度ビタミンC点滴」を受けておられる場合には、浸透圧利尿がかかり尿量が多くなるためミネラルウオーターや麦茶等をお出ししています。スタッフが様子を見に伺いますが、飲物などのご要望があればお手元のコールボタンを押してお知らせください。
  9. 高濃度ビタミンC点滴の最中は「心地よい眠気」が来る方が多いので、リクライニングチェアの角度を調整し、フットレストも上げてリラックスした状態でお休みください。
  10. 点滴終了後は針を抜いてしばらく圧迫止血をします。血圧などのバイタルサインを測ってから終了となります。
  11. 次回の予約を入れてからお帰りいただくか、あるいは電話で予約を入れていただいても結構です。

料金

初回ご相談料 及び
G6PD異常症
スクリーニング検査

18,600円(税別)
※一般血液検査も同時に行ないます。さらに初回の点滴費用も含みます。
※ご家族またはご本人による相談のみの場合には4,000円(税別)となっております。

ビタミンC
(アスコルビン酸)
血中濃度測定

3,000円(税別)
※ビタミンCの適量が決まるまでの間(最初の1ヶ月間位)は3,4回測定しますが、 その後は1ヶ月~1ヶ月半に1回の頻度で測定します。(検査費用3,000円(税別))

ビタミンC点滴

・25gまで 14,000円(税別)
・50gまで 19,000円(税別)
・75gまで 24,000円(税別)
・100gまで 28,000円(税別)
※25gの点滴に限り、5回チケット購入で¥59,500(税別)(15%OFF)、10回チケットで¥98,000(税別)(30%OFF)但しチケットの有効期限は半年間とさせていただきます。
(美容目的や体調改善の方が受けやすいように、割引きを導入しました。)
※がん患者様のビタミンCの投与量(維持量)はお一人お一人異なります。
当院や他の施設での例から見ると、50g~75gの方がほとんどです。
※体調改善やがん予防目的の方には25gをお勧めしています(所要時間は約40分間)
※がんの既往がある方の再発予防には50gをお勧めしています(ご相談の上で決定)
※尚、プラセンタと点滴療法以外は全て女性患者様限定とさせていただいています。

高濃度グルタチオン点滴療法

グルタチオン点滴療法で最も注目されているのが
(1)パーキンソン病に対する治療
(2)抗がん剤に対する神経障害
(3)閉塞性動脈硬化症
(4)デトックス(体内解毒)
です。その他、米国では線維筋痛症、過敏性腸炎、慢性疲労症候群、各種神経系疾患、そしてアンチエイジング分野でもグルタチオンの点滴処方をするクリニックがあります。

グルタチオン(glutathione)は組織に広く分布するSH基をもった化合物です。グルタチオン(還元型グルタチオン、reduced GSH)は グルタチオンペルオキシダーゼを介として過酸化水素や脂質ヒドロペルオキシドを還元し解毒します。薬剤としてのグルタチオンは、 SH基により体内での抱合反応を賦活して解毒を促進する作用や、抗アレルギー作用があります。なお、グルタチオンの経口投与は腸で吸収されるまでに多くが壊れてしまうため、 点滴療法と比べて著しく効果が低くなります。

グルタチオンの静注製剤は下記の適応症が認められています。
(1)薬物中毒,自家中毒,周期性嘔吐症
(2)慢性肝疾患における肝機能の改善
(3)急性湿疹,慢性湿疹,皮膚炎,蕁麻疹,リール黒皮症,肝斑,炎症後の色素沈着
(4)妊娠悪阻,晩期妊娠中毒
(5)角膜損傷の治癒促進
(6)放射性療法による白血球減少症,放射線宿酔,放射線による口腔粘膜の炎症

【予約から施術までの流れ】

  1. 電話で初診の予約を取っていただきます。
  2. 来院後、問診表に病歴や服用中の薬剤名、既往歴、現病歴等を記載していただきます。
  3. カウンセリングルームで医師の問診やグルタチオン点滴についての説明を受けていただき、起こりうる副作用や治療費などについて了承されたら同意書に署名をお願いしています。
  4. 点滴療法室に移動していただき、血圧等のバイタルサインを測定した後に点滴を開始します。万が一気分不良や静脈穿刺部位等の痛みが生じた場合には、手元のコールボタンを押してお知らせください。
  5. リクライニングチェアでリラックスして過ごしていただきながら、20~30分間で点滴が終了します。
  6. 点滴終了後は針を抜いて暫く圧迫止血をします。血圧などのバイタルサインを測ってから終了となります。
  7. 次回の予約を入れてからお帰りいただくか、あるいは電話で予約を入れていただいても結構です。

料金

初診料

¥1,000(税別)
 

初回~3回目

¥5,000(税別)
※2024.4.1より
 ¥5,500(税別)
初回は800mg。2回目1,200mg、3回目1,600mgと増やしていきます

※美肌目的ならこの量を維持量とします。
※但し他院でグルタチオン点滴を受けていた方はこの限りではありません。

 

4回目以降

2,000mg~3,600mg(MAX):400mg増やす毎に\1,000(税別)追加料金が発生します。
※維持量には個人差があります。